りさ読

ただの女子大生(2年)による、自己満足90% 他己満足5% ほかのなんか5%の読書記録

りさ読 第7号

 

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「伝え方が9割」

佐々木圭一

 

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【こんな人に届け!!】
伝え方が上手じゃない人
もっと上手く話したいと思う人
自分は伝え上手だと思う人も。

 

 

宣言通り、千田さんの本を一旦出て、
前から気になっていた本です!
「伝え方が9割」
残りの1割なんだろう?って考えたくなりますが、まあ、才能?なんですかねぇ(笑)

この本が言いたいことは簡単で、
伝え方にはシンプルな技術がある。
ということ。
確かにこの世には、生まれながらにそれはそれはとても鮮やかな言葉を使いこなせる人がいます。
しかしそんな人はただ、うまい「伝え方」を知っていて、それを無意識に実践しているだけだったんです。
誰にでも、強くて鮮やかな言葉は作れる。

そのポイントを佐々木さんは
5つの技術としてあげていますが、
ここで言ってしまうと、
読んでる方が読まなくなってしまうのは
ちょっとさみしいのでいいません。

ただ、1つだけ言えることは。
どれもとっっっても簡単なこと。
周りを見渡せば、
その技術を駆使したキャッチフレーズが
街には溢れかえっています。

「そうだ、京都、いこう。」
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」
「咲いた、咲いた、チューリップの花が」

なんとなくわかっちゃいますか?😊

世の中の情報量はここ10年で
530倍にもなったといわれています。
ただでさえあふれかえる情報の中で
個性のない普通の言葉たちは
無視され、なかったことになる。
感動のない言葉は流される時代です。
強い言葉とは、エネルギーがある。
コトバエネルギーこそが、
人の心を動かす要因です。

アメリカ初の黒人大統領として
バラクオバマが当選した時の言葉
「これはわたしの勝利ではない、
あなたの勝利だ。」
この言葉に皆は涙を流しました。
日本の政治に足りないものは、
「政策」でも「責任感」でも
「責任の追及」でも「報告書」でもなく
他のなんでもない「感動」だと思います。

物やお金を使わずとも
人は「言葉」という最大の武器で
立ち向かうことができる。誰でも。

うーーーん深い🙃
自分の言葉を大事にしていこうと
決めたわたしにとってはすごく
思うところの多い1冊でした!

ぜひ!読んでみてください😊